受け継がれし、まつりの姿
岡谷稲荷神社の祭典の大きな特色は、総代、氏子が神社を守ってきたからこその、関わり方です。
全国的にも神饌調理は神職が行い、献饌は祭儀の中で行われます。
しかし、当神社には違う方法で祭典が行われます。

神饌の調理方法
神饌の調理は神職ではなく、
総代、氏子が行う。

祭儀は、祭典、夕膳と分けられ、夕膳には、この神社が古くから受け継がれてきた熟饌がそなえられます。
もちろん、熟饌の調理も総代、氏子が行います。
献饌は総代、氏子が、社務所から
社殿まで隊列をくみ、お供えをする。

社務所より約50メートの距離を、口に半紙のくわえをして総代、氏子が献饌を行う。
祭典の種類によっても違うが、例大祭は、前夜祭、例大祭、夕饌と三回の献饌が行われる。
そして祭儀が斎行される。

このように、岡谷稲荷神社は総代、氏子に守られ、伝えられてきた神社です。